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  2. 経理職の未来
計算力

暗算力が必要か

必要な能力

経理の仕事では日常的に細かい数字を計算する業務を行わなくてはいけません。

私が昔アルバイトをしたことのある事務所では、
まだ現在のようにパソコンによる経理業務が徹底されていなかったこともあり、
紙に記載された内容について何度も確認の計算を行わなくてはいけませんでした。

今考えればそのためのアルバイトだったのですが、当時学生だった私はそのとき「経理って面倒な仕事なんだな」と強く感じた覚えがあります。

ですが私が大学を出る頃になると、
すでにパソコンをつかった経理業務は小さな事務所でもごく普通のこととなっていたので、
毎日コツコツと電卓を打つという手間はなくなりました。

実際に経理として勤務している人の話を聞いてみると、
意外と珠算や暗算が苦手という人が多いことに気が付きます。

正確に言えば、かつて苦手だったという方が正しいかもしれませんが、
毎日細かい計算に触れていると、自然とできるようになる場合があるということです。

逆に暗算が大得意だからといって経理の業務に適しているかというとそういうわけではなく、
暗算などの計算能力よりも、むしろ簿記や帳簿についての知識や業務に
関心があるかどうかという方が重要なようです。

向上した能力

私が経理の仕事に就いて能力が上がったなと
自分で感じているのが電卓の使い方です。

日常使いしかしていない場合、
電卓を使うときというのはせいぜい家計簿をつけるか、
ちょっとした飲み会の割り勘の場面だけです。

しかし経理の仕事をしているとちょっとしたときに、
早く計算をしないといけない場面も出てくるので、
自然と打ち方が身についてくるわけです。

さらに、日常使いではあまり使わないようなメモリー機能(MRCやM+、M-などのボタン)も
上手に使えるようになります。

恥ずかしながら私は正社員として勤務をするまで、
数字と四算の方法こそはわかっていても、メモリーを上手に使う方法を知りませんでした。
今では仕事を離れてもぱっと使えるようになっています。

あと、あまり知られていませんが電卓にも質の良し悪しがあって、
数百円で買える安価な電卓の場合、
素早く打ち込みをすると数字の表示が間に合わないこともあります。

専門的な経理職にこれから就きたいと思う方は、
できればマイ電卓として千円以上のちょっと豪華な電卓を
購入してみるというのもよいかもしれませんね。

ポケットサイズのものではなく、
卓上の有名メーカーの電卓は本当にびっくりするくらいうち心地がいいですよ。

萌え

これからは経理女子の時代?

新ジャンルの要素

女性にはあまり理解できないことかもしれませんが、
実は世の中的には男性を中心に「~萌え」という言い方があります。

この「~萌え」では、女性を一定の属性に分けて
そのジャンル内に入る女性に魅力を感じるということを示すわけでが、
年齢的なものの他にある職業などについているかどうかも
よく使われるジャンル設定となっているようです。

例をあげるなら「秘書萌え」「客室乗務員萌え」「看護師萌え」
などとなるかと思いますが、実はなんと!
「経理萌え」という言い方もこっそりと存在していることを知りました。

これは経理女子の一人としてチェックしておかないわけにはいきません。
世の中的には男性から経理女子はどのように見られているかを知る、
一つの基準になるかもしれません。

経理萌えの定義

「経理萌え」というふうに分類される女性は、
どうも私の調べたところ
「おとなしくて地味だけど、数字に理解があって細かいことに気がつく」
というイメージが付けられているようです。

確かに経理という仕事は外の営業や企画・宣伝に比べてかなり地味な部類ですが、
おとなしくて地味というのはちょっと女子としてはどうかな?と思ったりします。

経理萌えがおいしいとされるポイントは、
地味な管理部門で勤務をするというサポート役的な女性であると見られていることや、
接客を兼任することも多いので人当たりがよく、
かといって他の部門の女性のように、
「男よりも仕事ができる」ことをアピールしすぎないという
控えめなイメージだからのようです。

女性としては「そうなの?」と言いたくなる部分は確かにあるのですが、
ただちょっと気になったのがそのような賢くて
控えめな女性像としてのイメージがある分高学歴で
収入の多い男性に好まれやすい傾向があるという意見です。

まだ未婚の私としては、これはよいことを聞きました。

経理萌えを獲得するために経理である必要は全くないでしょうが、
それでもそのイメージをうまく利用しない手はありません。

これまで職業を尋ねられたとき「経理です」ということに
ちょっとした恥ずかしさを感じることもないわけではなかったのですが、
この「経理萌え」というジャンルの存在を知ってから、
なんとなく経理という仕事に自信が持てるようになってきたように感じます。

今度友人同士の飲み会や婚活パーティーなどがあったときには、
試しに高学歴らしい男性に自分が経理職であるということを
積極的にアピールしてみたいと思っているところです。

経理職と事務職の違い

業務の内容

求人票などを見ると、経理職と事務職が一緒になっていることがよくあります。
求人票には「経理」として募集をしてある場合でも、
実際に担当する業務内容は雑用や電話対応、
接客までが含まれることもよくあります。

経理職への転職を希望する人の中には、
事務職から職種を変更して行う場合もよくあります。
経理職としての業務内容には事務的な内容が多く含まれていることが多くありますが、
将来的な業務内容として考えた時、
より長期的な雇用が望めるのは経理を含む業務を行う場合です。

通常、会社内で必要となるお客様へのお茶出しや電話とり、
また荷物の受付といった事務的な仕事を行うのが「事務職」とされる人ということで、
会社で使われるお金の出し入れについて管理を行う経理職とは
基本的には違う内容のことが示されます。

ですが、規模の小さな会社のような場合には、
全体の人数が少ないこともあってほとんどの人が何らかの業務を兼任することがあります。
経理の仕事は、業種や業態にもよりますが、
基本的には慢性的に忙しいということはあまりなく、
残業が必要となるほどになるのは決算期など、
ごく一時的な場合だけということがほとんどです。

そのため経理=事務職との兼任という考え方が
ごく当たり前のこととして認められてい中小企業も非常によくあります。

会社による業務能力の伸び

このように書くと、中小企業での経理業務はむしろ、
雑用が多くあまり経理としてのプロフェッショナルな仕事は
できないのではないかという考えになってしまうかもしれませんがそれは違います。

規模の小さな会社であるということは、
それだけ一人ひとりに任される業務の範囲が広いことにも繋がるため、
経理事務として採用された人も長く勤務をする中で
自分なりに経理の仕事を突き詰めてゆくことは十分に可能です。

反対に、大会社での経理の仕事の場合、
雑用などの業務こそは別の人が担当することになっているかもしれませんが、
自分に与えられる業務範囲はとても小さく、
指示されること以外の業務をすることはむしろよく思われないということもよくあります。

私個人の考え方では、雑用というと聞こえが悪いですが
接客などを含む事務仕事は決して嫌いではありません。

むしろ一日中伝票を向かい合っているよりは、
別の作業が多く含まれる中小企業での環境の方が楽しいと思えることもよくあります。

考え方にもよりますが、同じ経理の仕事の中にもたくさんの種類があるので、
転職時には自分にあったものを見つけるようにすることが大切です。