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生理痛を緩和する食べ物について

ひどい生理痛を和らげるためには

私は昔から生理がひどくなりやすく、周期が不順になってしまったり、いつまでも出血が止まらないということがありました。
何度か婦人科を受診したりもしましたが、そのときには「女性ホルモンの分泌がまだ不安定なせいで安定しない」というように言われ、しばらく経過を見ることになりました。

その後20歳くらいまでに一旦は落ち着いて軽くはないもののそれなりに日常生活が遅れるくらいになってはくれたのですが、それが最近からまた同じようにきつく感じられるようになってきました。

生理に苦しむ女性も多いと思いますが、私の場合腹痛と頭痛がひどく、量もかなり出るので社内にいるときに初日がくると相当つらいことになります。

あまりにもひどい場合には薬を飲んだりして対応してきましたが、薬を飲んでも痛みをおさえるだけであり、また飲み続けると体に耐性ができて効きにくくなるので最近はできるだけ頼らないようにしています。

その代わりに気をつけるようにしているのが食生活で、生理が近くなる時期にあわせて生理痛を緩和する効果があるという食品を重点的に食べています。

生理痛がつらいという症状は東洋医学でいうところの「お血(おけつ)」という状態で、体の内部の血行が全体的に悪いことで起こります。
ですので食品で改善を目指すならまずは血行をよくする食品を選ぶ必要があります。

体を温めると血行がよくなる

「お血」の最大の原因は体の冷えです。
私もそうですが女性の多くは冷え症状で悩んでおり、それが長期化することで血行が悪くなり血色の悪さやむくみ、末端冷え性が起こってきます。

体の冷えは外部の温度だけが原因ではなく、体内に摂取するものが体を冷やす作用をしていることもあります。
東洋医学では食べ物を食材によって「陰」と「陽」に分けており、このうち「陽」に分類される食品を食べると体を温めることができます。

体を温める効果のある食材としては、赤身肉や魚類、生姜、味噌、梅干し、チーズなどが挙げられます。
反対に「陰」に分類される体を冷やす食材として夏野菜(トマト、きゅうり、ナス、キャベツなど)や砂糖類、お酒が挙げられます。
根菜類は食物繊維も豊富で体を温める作用があるので、生理前にはできるだけたくさん食べるようにしたいところです。

生理は体内で使用されなかった胎盤が剥がれて出ていく現象なので、生理中は体内に老廃物がたくさん含まれてしまいます。
つまりこの老廃物を素早く体外に出すことができればその分早くに生理が終わるということになります。

老廃物を素早く出すためには便秘は大敵で、便通をよくするための食品も生理を軽くするために重要になってきます。
便秘を解消するには納豆や味噌のような発酵食品や、わかめや寒天など食物繊維のある海藻類を食べるのが効果的です。