1. >
  2. 経理職の未来
勉強道具

経理部女子流・簿記の勉強方法

経理ならほぼ間違いなく持っている簿記ですが、合格を目指して受験し続けるも中々合格できず苦戦しているという声を耳にすることも少なくありません。
かくいう私もそれなりの苦労を経て簿記を取得したわけですが、私が合格するために実践していた効率的で効果的な勉強法があるので、紹介したいと思います。

簿記の勉強と経理の仕事の関連

簿記の勉強、「とりあえず」で始めてしまうと陥りがちなのが、「過去問を何度も解くだけ」の勉強法になってしまうことです。数年前までは過去問をひたすら解いていれば合格できたのも事実ですが、今は過去問を解くだけの勉強法では不十分です。試験範囲の改正が続いているので、過去問では新しい範囲をカバーできないのです。
そもそも、簿記を取ることが目的になっていてはいけません。簿記は経理の仕事に活かしてこそ価値があるので、合格するために暗記に近い形で覚えても、実際の業務には応用できない、なんてことになりかねません。
しっかり仕事に活かしていくためにも、過去問をひたすら解くだけでなく、目的ごとに教材を使い分けて実力を身に着けていくことが大切なのです。

日商簿記に合格するためにしていた勉強方法

私が実践していた勉強法は、「テキストの問題を全て解けるまで繰り返す」「総仕上げ問題集を時間内に全て解けるまで繰り返す」「模擬試験で時間内に目標点数が取れるようになるまで繰り返す」の流れです。また、1つの教材が終わったら別の過去問集で同じことを繰り返していきます。
問題集や過去問を解くのはやっぱり大事ですが、テキストでしっかり理解しておかなければ新しい問題に対応できないので、テキストを使った勉強を重視することをお勧めします。1つでも理解できないところがあれば理解できるようになるまで繰り返して、どこかで失点しても別のところでしっかり補えるようにしていくことが大切です。

ケアレスミス対策

ケアレスミスは本番でたまたまやってしまう、偶然の産物のように思われるかもしれませんが、そうではありません。ケアレスミス対策をしっかりしておくことも勉強の一つです。
ケアレスミス対策を徹底的に行うためには、自分がやってしまいがちなケアレスミスの特徴を知ることから始めます。ミスの傾向が分かったら、対策内容を具体的に決め、対策法を実施すれば確実にミスを防止できるというところまで持っていきます。
せっかく勉強して身に着けた力を最大限に発揮するためにも、ケアレスミスを極限まで発生させない工夫をしていきましょう。

残業

残業をしたくないのですが

定時と帰宅

今の経理の仕事についていて思うのは、できるだけ残業をしたくないということです。
私のいま勤めているところではそんなに極端な人手不足というわけではないため、
連日連日残業をしなくてはいけないということはありません。

ですが、忙しい月の月末や決算前の月などではどうしても業務を終わらせるために
何時間か残業をしなくてはいけない時もあります。

時間内に終わらせられていない自分が悪いと言われてしまえばそうなのですが、
あたかも残業をするのが当然というような態度で命じられると
ちょっとカチンときてしまうときもあります。

先日ちょっとしたトラブルになったのが、
同じ経理で働いているスタッフさんの一人のパートさんのことです。
そのパートさんは同じ経理課でも雑用を兼任するための人で、
経理の仕事は忙しいときにちょっと手伝ってもらうというような感じになっています。
ですが、本当に忙しい月末や決算期前であっても決められた時間になると
さっさと帰ってしまうので、あまり人員としては戦力になっていないということもあるのです。

私にしてみると「いいな。私も早く帰りたい」くらいの気持ちだったのですが、
同じ課の人の中にはパートだからという理由で定時に上がるのは
おかしいと考えている人もいたようです。
ある日、直属の上司に対して忙しいときにはパートの人にも
残業をさせて欲しいという要望をすることになりました。

残業の決まり

一般論から言うと、パートなど非正規での採用の場合には、
時間など雇用形態についてあらかじめ限定して契約をしているので、
残業を命じるというのは本来的には認められないものとなっています。

だだし実際には雇用前に交わす契約書について念入りに読み込んでいる人は少ないので、
こっそりと「必要に応じて残業を命じることができる」という文言が
入っていることもあります。
なので、その企業の作成した就業規則の内容によっては
残業を命じられた側も断ることができないということもあります。

ただ、パートさんの場合最初から自分は時間限定だから、
その企業にいるというふうな認識であることが多いので、
「企業の利益のために残業をしてくれ」という命令は
なかなか受け入れられない面もあるかもしれません。

正社員にしてみれば雇用形態はどうであれ、
そこで一緒に仕事をしているのだから多少のヘルプはしてくれてもよいのではないか
と思うものなのかもしれません。
どっちが正しいのかということは難しい問題かもしれません。

予測

経理力を高める!

必要な能力

「経理力」とは、経理として仕事をしていく上で
必要な力・伸ばすべき力をまとめたものです。

言葉が登場したのは2009年に出版された
「35歳までに身につけておくべき プロの経理力」(児玉尚彦著)からですが、
この本の内容から会計事務所や経理事務所の多くでは、
経理の仕事を遂行するにあたって必要な能力とは何かについて、
詳しく考えるようになってきたようです。

それまで経理の仕事といえばどちらかといえば地味なもので、
言われたことをきちんとする能力さえあればよいという感じが持たれていましたが、
長く経理をしていくならばやはりそれに順応した能力が必要になってくることでしょう。

そこで考えたいのが果たして「経理力」とは何かということです。
先に紹介した本によれば、経理力として必要なスキルとしては会計そのものを行う能力の他、
改善力・分析力・報告力・予測力の4つの能力が加えられることで
より能力を高くすることができるとしています。

経理として勤務をしはじめたばかりの私のような若手社員にとっては、
最初の会計のスキルもままならない部分もあるのですが、
経験値を積みつつ学習を重ねて、
同時に上記の能力も伸ばしていくことが求められるのでしょう。

ちなみにこの本のすごいところは、
これまで経理職のための研修や書籍では
簿記や会計のための知識を補うものばかりであったところに、
適性や性格面、考え方といった要素を加えてくれたということです。

現在同じくらい仕事ができる人同士であっても、
その仕事をどういう意識を持って行っているかによって
かなり数年後、数十年後の様子も変わってくることでしょう。

上記4つの能力の詳しい説明については書籍の内容でもあるので
ここには書きませんが、
それとは別に私が個人的に力を付けたいと思っていることがあります。
それが「会話力」です。

言葉の能力

会話力はここ最近書店などでも高めるための本が多く並んでいるのを見かけるのですが、
若い人ほど他人と話をすることに苦手意識を持っていることが多いように感じます。

私は友人や家族など身近な人と話すのは好きなのですが、
ビジネスの場面で相手からの要望をうまく引き出したり、
機嫌よく会話をまとめたりすることはちょっと苦手であったりします。

営業ほどは会話力は必要ではないかもしれませんが、
費用面での相談を多く受けることがある経理の仕事であるので、
相手にきちんと納得してもらえるような説明ができる力を
なんとか高めていきたいです。