まさか恋愛相談を受けることになるとは
初デートがかなりいい感じで終わったので、個人的には「これは脈ありだな」と勝手に数日舞い上がっていた私でしたが、そこにまさかのどんでん返しがありました。
初デート以来ちょくちょくメールやLINEでメッセージを送りあっていたのですが、その時には彼女の存在を匂わせるようなことがなかったのでてっきり確認もとらずに「彼女ナシ」だと思い込んでしまっていました。
しかし二回目のデートのような形で休みの日に一緒に話題のカフェに行ってみたところ、突然に「彼女とどうしてもうまくいかなくて」という話題を持ちだされてしまいました。
「え?彼女?」とかなりびっくりして反応したせいで若干声が裏返ってしまったくらいです。
内心の動揺を必死におさえつつ詳しく話を聞いてみると、どうも彼女といっても地元に残してきた高校からの同級生らしく、仕事が忙しいこともあって年に1~2回くらいしか地元に帰らない西島さんに彼女の方でかなりの不信感を抱くようになってきたということらしいです。
相談を受けながら、彼女さんも大変だなと思ってしまったのは内緒です。
恋愛相談をされたということは?
彼女なしだと勝手に思っていたので、ハッキリ本人の口から「彼女が」という言葉を聞いたダメージは相当でした。
ですがそこで思い直したのがどうして私にそういう相談をしたのか?ということです。
ものすごくポジティブに考えれば、これから私と付き合いたいと西島さんが思っていて、だけど付き合ってから二股になったことがわかるのはよくないと思って打ち明けてくれたということになります。
ですが悪く考えれば付き合いたいわけじゃないので先に「彼女がいる」といって牽制をすることでそれ以上の関係を期待させないようにしたということにもなります。
せっかく心の距離が近くなったように感じていたところだっただけにショックがまだふっきれずにいます。