計算の速さがこんなところで役立つなんて
このところ企画部の西島さん(仮名)のことばかりを考えている私ですが、いよいよ本格的に仕事を一緒にする機会ができました。
詳しくは言えないのですが社内のあるプロジェクトの一貫で専門に提出用の帳簿を作成しなくてはいけなくなった都合で、私が普段から西島さん関連の仕事を受けていたということで専用の会計係として任命をされたのです。
期待はしていましたが実際にそういう運びになったというのは本当に嬉しくて、上司から呼び出しをされてそのことを告げられたときには内心では飛び上がらんばかりに喜んでいました。
本当に心の中では狂喜乱舞をいった感じでした。
それで早速同じプロジェクトに属する数人とミーティングを行い「よろしくお願いします」という挨拶をされたときにはかなりテンション高まりましたね。
西島さんと一緒に仕事をすることができるのはもちろん嬉しいんですけど、それだけでなく今まで経理部という小さな部署の中だけでしてきた仕事が一気に範囲が広がったような気がしたというのもまたとても嬉しく感じます。
さっそく任された計算について、ざっと概算を出して欲しいと言われて暗算ですぐに回答することができた時には本気で自分をほめてあげたかったです。
計算の速さという特技がまさかこんなところで突然役に立つなんて本当に夢にも思っていませんでした。
もっと褒められたいと思ってしまいます
経理の仕事というのは普段からしなければいけないことの種類は案外少なく、ただただできるだけミスをしないように、正確に行うことを心がけてきたということがあります。
こんなもんなのかな、という感じで毎日の仕事をしてきた部分もあるのですがこのプロジェクトに参加することが決まってからはいつもの仕事もちょっと楽しく感じられるというか、仕事そのものにハリを感じるようになってきました。
言うまでもなくその理由の最たるものは西島さんなんですが、彼だけでなく他のプロジェクトチームの方とも話をすることが多くなり、そこで計算力の高さが次第に信頼されるようになってきたのを感じています。
こんなことを言うと他の同僚社員に悪いのですが、チームの中に女性が私しかいないというのもなんとなく「サークルの姫」みたいな感じでかなり気分がよいです。
褒められた時には「そんなことないですよ~」とできるだけ謙遜をするようにしてはいるのですが、やっぱり内心では「もっと言ってください!」と思ってしまいますね。
これからもっと仲良くなれるかな
仕事もそうですが、これからは西島さんともっと話す機会が増えていくのがとても楽しみです。
これまでは飲み会や食堂での雑談として話をすることはあったのですが、会話にそれぞれつながりがないというか当たり障りのない内容だけになってしまっていたのが不満でした。
それが今では同じ仕事をしているということで親しみも増し、ここ最近では天気や社内の様子についての会話だけでなく個人的な趣味についても話ができるようになってきました。
いきなり距離を縮めて向こうに引かれないように気をつけつつ、これからも西島リサーチを続けて行こうと考えていたりします。